資料案内(闘病記文庫)
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闘病記文庫コーナー(2012年2月設置)
- 闘病記とは、病気を治そうと闘っている患者やその家族、また支えている人たちが書いた記録であり、そこから医学・薬学の学術専門書からだけでは得ることのできない貴重な情報、患者としての生の声を聞くことができます。
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「患者中心の医療を」という考え方が進むなか、医療従事者をめざす薬学部学生にとって、患者の気持ちを知ることはとても重要なことです。
また、これは薬学部学生だけに限ったことではなく、すべての人間にとって「人の痛みを知る」「どのように病気と向き合ったのかを知る」ということは大切なことです。
こうしたことから図書館では、「闘病記文庫」のコーナーを設けています。
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闘病記文庫の棚は、図書の内容が分かるように病気ごとに分類して配架しています。
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- 1段目の「498.4」はNDC(日本十進分類法)番号で、通常書架の分類として「環境衛生」を表しています。
- 背ラベルの2、3段目に病名分類が入るようにし、病名ごとに並べています。
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左記上記ラベルの場合、分類リストより「疾病-15」は「化学物質過敏症」に関する闘病記を示しています。
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参考 :図書『闘病記文庫入門 / 石井保志著』(日本図書館協会発行) 、Webサイト『闘病記ライブラリー』(NPO法人 連想出版)
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